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「僕が奇跡なの?!」
小学生のA君はビックリしています。
「例えばね、ここに1億題の計算問題があったとします。
A君は一回も計算違いをしないで全問正解できますか?」
「え〜そんなの無理!ありえない。」
「もしできたとしたら?」
「奇跡だよ!」
「その1億題の計算問題に1度のまちがいもせずに全問正解した結果が君だよ。だから奇跡なの。」
たった1個の細胞が人の赤ちゃんとして生まれてくるまでには億単位の細胞分裂が繰り返されます。ただ一つのまちがいもなく・・・
胎内にいる10ヶ月の間にある時は爬虫類、ある時は鳥類というように悠久の進化の過程をなぞって、この世界への扉を開くのです。
まさに奇跡のようなプロセスを経て私達は生を受けました。
だからどんな子も「ようこそ、ここへ」「誕生おめでとう」と祝福される権利があるのです。そう思うと、生きている私達は何だってできる、何をだって乗り越えられるという気持ちにさせられます。
春は始まりの季節です。どの子も奇跡の結果・・・新しい環境で思い切り手足を伸ばし、可能性を開花させてくれることを祈っています。
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